「大谷は“別の殺し方”を試してる」ドジャース7-0完封、敵地ダイヤモンドバックスファンの賞賛と諦め【海外の反応】

6月3日(現地時間)、チェイス・フィールドで行われたドジャースvsダイヤモンドバックス。大谷翔平が投げては6回無失点6奪三振で6勝目、打っては3安打5出塁の二刀流無双で、ドジャースが7-0の完封勝ちを収めた。
この試合、当ブログではドジャースファン(r/Dodgers)が「GOATani!」と沸いた反応を先にお届けした。今回はその“おかわり”——完封された側、敵地アリゾナのダイヤモンドバックスファン(r/azdiamondbacks)がこの試合をどう見ていたのかを、回を追ってのぞいてみよう。そこにあったのは、自軍の敗北への諦めと、それを上回る大谷へのリスペクト(と、ちょっとした殺意)だった。まずは大谷の投球&全打席ダイジェストから。
試合前:「ギャレンは“止められる”が、大谷は止められない」
試合開始前から、Dバックス板の空気は重い。エースの大谷を相手に、自軍の先発はこのところ苦しむザック・ガレン。さらにこの日、ローテの軸と期待されたコービン・バーンズが今季絶望というニュースも飛び込み、ファンは戦う前から覚悟を決めていた。
This is gonna be a tough pitching matchup. Ohtani is unstoppable on the mound lately, and Gallen is very much stoppable.
厳しい投手戦になるぞ。大谷は最近マウンドで手がつけられないのに、ウチのガレンはめちゃくちゃ“止められる”んだから。
With Ohtani on the mound 2 might as well be 10. Gonna be a tough night.
大谷が先発な時点で、2点取られるのも10点取られるのも同じようなもん。今夜はしんどい夜になるな。
yall r lame. as much as i hate the dodgers, ohtani is a once in a lifetime talent and very likely already the best player baseball has ever and will ever see. he’s a spectacle.
お前らダサいぞ。ドジャースは大嫌いだけど、大谷は一生に一度の才能で、もう野球史上これ以上ない選手だと言っていい。あれは“見世物”として別格なんだよ。
【1回】唯一の希望「今日こそ大谷を打ち崩せたら…」
初回、ガレンが6球で三者凡退に抑える上々の立ち上がり。ファンにも一瞬だけ淡い希望が灯る。「球数を稼いで早めに引きずり下ろせ」——大谷攻略の合言葉は、いつも同じだ。
I’ll be fuckin fired up if we can light up ohtani today
もし今日、大谷を打ち崩せたら、マジでテンション爆上がりなんだけどな。
Best bet is to work counts and drive the pitch count, get Ohtani out early
一番の作戦は、カウントを粘って球数を投げさせて、大谷を早めにマウンドから引きずり下ろすことだ。
【2回表】タッカー先制2ラン、早くも漂う“お通夜”ムード
2回表、カイル・タッカーがバックスクリーン右へ先制の2ランをチェイス・フィールドのプールへ叩き込み、ドジャースが0-2とリード。希望の灯はあっという間に消えかけた。
Gonna be a long one with Gallen giving up homers and Ohtani pitching
ガレンが被弾して、大谷が投げてる……今夜は長くなりそうだ。
Depression
……お通夜だわ。
【3回表】大谷に二刀流で刺され0-5、「あいつ“別の殺し方”を試してる」
3回表、ドジャースが集中打で一挙3点を追加して0-5。大谷自身もフリーマンの適時打で生還するなど、打席でもしぶとく出塁してDバックスをジワジワ追い詰めていく。マウンドだけでなく、バットでも刺してくる二刀流に、ファンは半ばヤケクソだ。
Ohtani is trying out a different way to kill us
大谷のやつ、今日は“別の殺し方”を試してきてるな。
Can we charge the mound and beat Ohtani that way
もうマウンドに突撃して、力ずくで大谷を倒すしかなくない?
【4回】制球ガタガタなのに無失点「なんで調子悪い日でも0封なんだ」
この日の大谷は、本人いわく必ずしも本調子ではなかった。実際、制球は荒れ、危ない場面もあった。それでもスコアボードには「0」が並び続ける——その理不尽さこそ、対戦相手を最も打ちのめす。
Why is it that when Ohtani is pitching like ass, he still manages 6 scoreless?
なんで大谷って、投球がボロボロな日でも結局6回無失点にまとめてくるんだ?
Wow, Ohtani with some crazy control issues tonight! Scottsdale claims another victim 😂
うわ、大谷が今夜は制球ガタガタじゃん!“スコッツデールの魔物”がまた犠牲者を出したな 😂
スコッツデールはチェイス・フィールド周辺の地域名。乾燥した気候でボールがすっぽ抜けやすい、という現地ジョーク。
【6回】荒れ球でも“支配”、雄叫びとともに6回無失点を締める
この日の大谷は本人いわく必ずしも本調子ではなく、荒れ球で打者の頭付近をかすめる危ない場面もあった。だが——荒れた投球のまま、結局Dバックス打線をわずか2安打に封じ込めてしまう。なすすべのないファンの間では、こんなやり取りが妙な味わいを残していた。
What’s ohtani doin
大谷、何してんの?
↳ Sea_Cauliflower_7992:dominating us.
俺たちを“支配”してるんだよ。
Ohtani pitching like dogshit is still no hitting us…while almost hitting all of us.
大谷、クソみたいな投球してても結局こっちをノーヒットに抑えてくる……しかもこっち全員にぶつけかけながらな。
So Ohtani is either going for the strike out or trying to kill you?
つまり大谷は“三振を取りに来る”か“お前を殺しに来る”かの二択ってこと?
↳ SnakesAlive23:Batters just have to guess
打者はもう山を張るしかないんだよ。
そして6回裏、俊足のキャロルをわずか1球で併殺に仕留め、雄叫びとともに6回無失点の好投を締めくくった。大谷の仕事はここまで。Dバックスにとっては、ようやく“元凶”がマウンドを降りた瞬間だった。
【8〜9回】「なんで俺この試合まだ観てんだ?」自虐とストックホルム症候群
大谷の降板後もドジャースはリリーフの前に得点を重ね、リードは7-0に。勝負はとうに決し、終盤はもはや諦観の境地。それでもチャンネルを変えられないのがファンの性(さが)というもの。自虐とユーモアが入り混じった、敗者特有の名(迷)言が続出した。
Baseball is a drug because why am I even watching this game today
野球って麻薬だわ。じゃなきゃ、何で今日こんな試合まだ観てるんだ俺は。
↳ Academic-Activity-65:Because we have Stockholm Syndrome
ストックホルム症候群だからだよ。
Even tho we lost yesterday the team had fight. No hope at all today.
昨日は負けたけど、それでもチームには闘志があった。今日は最初から希望ゼロだよ。
Just give MVP to ohtani now. Its so obvious
もう今すぐ大谷にMVPを渡せよ。誰が見たって明らかだろ。
試合後:「大谷は史上最高の選手。負けは驚かない」完敗を受け入れる敵地
7-0の完封負け。だが試合後のスレッドに、悲壮感はそれほどなかった。なぜなら相手は大谷だから——という、どこか達観した受け止め方が、Dバックスファンの矜持でもあった。
I’m gonna be honest guys. I’m not surprised at all at the result of this game. Shohei Ohtani is the best baseball player of all time.
正直に言うわ。この試合の結果、まったく驚いてない。大谷翔平は史上最高の野球選手なんだから。
That’s about what I expected from a Gallen v Ohtani game tbh. Not exactly devastating
ガレン対大谷の試合としては、正直まあ想定どおり。そこまで打ちのめされたって感じでもないよ。
Expected loss. Against a star pitcher without Ketel, over half your lineup populated by rookies and bench filler, and Gallen on the mound? This could have been an email.
想定どおりの負け。ケテル不在で、打線の半分以上が新人とベンチ要員、しかもマウンドはガレン。相手はスター投手。これ、わざわざ試合しなくてもメール1本で済んだ案件だわ。
「This could have been an email(これメールで済んだよね)」は、無駄な会議をボヤく定番ミーム。完敗を皮肉る言い回し。ケテル=ケテル・マルテ(主軸)はこの日不在だった。
Pretty symbolic of this team rn that the Cool Play of the game was Ohtani and not the Dbacks
“今日のナイスプレー”が自軍じゃなく大谷だったの、今のうちのチームを象徴してるわ。
I’m so sick of the Dodgers and their pay-to-win garbage. Everyone’s a perennial all-star and everyone’s got a sub-2 ERA, every batter could be a top 3 hitter on literally any other team.
ドジャースの“課金ゲー(pay-to-win)”には、もううんざりだ。全員が万年オールスターで、全員が防御率2点未満、どの打者も他のチームなら3番に座れる。フェアじゃないだろ。
完封された側のスレッドですら、最後は大谷の名前で締めくくられる。「史上最高の選手」と認めざるを得ない——それこそが、この日のドジャースと大谷翔平の強さを、何より雄弁に物語っていた。
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